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4/14 山も海も逃げない

新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため、里山里海案内は現在お休みしています。

 

里山里海エクスプローラーの事務所の森では日に日に緑が濃くなっています。いつもと変わらぬ春です。いつでも案内を再開できるように、ひたすらルートの探索とトレイルの整備にいそしんでおります。

 

高島の山を楽しもうと思えば、やはり高島トレイルを利用することが多くなります。このロングトレイルは高島の主要な山をほぼ繋いでいます。トレイル自体を歩くことももちろん楽しいのですが、トレイルに上がったり、トレイルから下ったりするためには、山道や時には杣道のような怪しげな径を辿ることになります。そういった昔からの径、これがなかなかに楽しいのです。

 

今回も助手のシンバとそういった径を探索してきました。目的の山は高島トレイル上の大御影山と山重嶽(さんじょうがだけ)。人の居住する地域からは少し奥まった場所にあるので滋賀県側からはなかなか登りにくいのです。同じ道を往復するのは嫌なので、なんとか周遊できないものかと地図を眺めます。

 

そして見つけました。河内谷林道(途中にゲートがあって車は入れません)から尾根に取りつき大御影山へ。大御影山から三重嶽の間は高島トレイルの稜線をたどり、南に延びる緩やかな長い尾根を下れば車を停める場所の近くに戻れそうです。

 

晴れの日を待って、下見決行です。河内谷の長い林道歩きも渓流を眺めながら歩けばけっこう楽しく、大御影山に延びる尾根の末端近くにたどり着きました。杉の植林帯の急な踏み跡をたどり、シャクナゲのジャングル抜けると素敵なブナ林です。大御影山が近づくと岩場があって若狭湾の展望がいい感じでした。

 

大御影山からは大日尾根を経て山重嶽までブナ林のトレイルを辿りました。三重嶽からは河内谷に下ることもできますが、以前下ったことがあるので、南尾根を下ります。古い地図には長尾と記載されていました。末端近くの植林の中の急な径を下ると石田川ダムの林道、10分ほど歩いて車を停めた場所に戻りました。車一台、単独で行くなら良いコースです。

 

ルート探索以外では、シーズン前のトレイル整備のお手伝いなどをしています。今年は大きな倒木もなく、小枝を片付けたり、目印のテープの取り換え、湿原の木道補修や小沢の流された橋の修復程度ですみました。いつも楽しませてもらっているので、少しぐらいは恩返しをしなければと思っています。

乗鞍岳
登山道整備の途中、乗鞍岳付近から

 

3月末から4月初旬は風の強い日が多く、カヤックでの琵琶湖の偵察はしませんでした。琵琶湖では二年連続で全層循環が起こらず、魚などの生物にどんな影響が出るのかちょっと心配です。


関西でも大阪や兵庫が緊急事態宣言の対象地域となり、不要不急の外出を控えるように要請されています。山歩きやカヤックツーリングは不要不急の最たるものかもしれません。山も海も逃げることはありません。そして明けない夜もありません。世の中が落ち着いたら、ゆったりとした気持ちで高島に遊びに来てください。きっと疲れた心を癒してくれると思います。

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