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12/12 高島の山々も冬まじか

高島エリア、しぐれ模様の不安定な天気の日が多くなっています。いきなり嵐のような天気になったり、かと思えば青空が広がったりします。晴れ間に山を眺めると赤坂山から大谷山にかけての稜線は白くなっていました。

 

12/7 大谷山から赤坂山にかけての稜線

 

こんな日もあるかと思えば、風もなく小春日和の日もあります。天気が安定した日、風の弱い日に樹林帯の中を歩けば、落ち葉を踏みしめながら冬枯れの景色を楽しめます。日陰には雪が薄っすら残っていることもありますが、休憩の時に羽織る防寒具、手袋と防水のトレッキングシューズがあれば問題なく歩けると思います。

 

12/9 寒風ピーク直下、雪が少し残っている

 

 翌12月10日の日曜日、お客さんとマキノ高原から赤坂山に登りましたが、風もなく晩秋の風情で雪はほとんどありませんでした。しかし一週間程度続いた穏やかな天気も終わり、今週は寒くしぐれ模様の日が多くなりそうです。いよいよ冬の到来です。山歩きをする際は、天気情報をよく確認してからお越しください。この原稿を書いている最中、強風予報で湖西線の電車が午後運休するという放送がありました。電車で来られる方は電車の運行状況についてもご確認ください。

 

11/25 山は逃げない

今日は青空が出たかと思うと、急に冷たい雨。寒気の流入による不安定な天気、いわゆる『高島しぐれ』の一日です。これから冬に向かって季節が進んでいきます。

 

先日、外国人のお客様からマキノ周辺の山歩きの案内依頼がありましたが、この日は朝から雨、風も強いのでやめたほうがよいとアドバイスしました。特に赤坂山から寒風、大谷山にかけての稜線は樹林が少なく、日本海からの季節風がまともに吹きつけるエリアです。雨に濡れた上に冷たい風にさらされれば、低体温症に陥る危険があります。結局、雨が強くなり、山歩きは中止することになりましたが、これでよかったと思います。

 

完全な冬山なら、それなりの覚悟と装備でチャレンジすると思いますが 秋から冬への移行期は気象遭難の多い時期です。標高が低いからとなめないで、衣類や装備など十分な用意をして秋から冬の高島の山々を楽しんでほしいと思います。

 

11/24 北風が冷たい日、百里ヶ岳を歩く

昨日は穏やかな天気でしたが、今日は朝からしぐれ模様、冷たい北風が吹いています。滋賀県北部にもいよいよ冬の到来でしょうか。

 

百里新道のブナ林

 

3日前の11月21日、助手のシンバと久しぶりに朽木の百里ヶ岳を歩いてきました。気温は低めでしたが、風も弱く、静かで快適な山歩きでした。百里新道の急な細尾根を登り、いくつか小ピークを越えて進みます。ブナはすでに葉を落としていましたが、冬枯れの森は明るく、気持ちの良い尾根道です。

 

若狭湾を望む

 

根来坂への分岐を過ぎ、山頂に向かうと下ってくる3人の登山者とすれ違います。シンバはかまってもらえて嬉しそうでした。百里ヶ岳山頂は誰もいなくて、琵琶湖や若狭湾、周囲の山々を眺めながら静かな時間が過ぎていきます。

 

鯖街道の色づく森

 

往路を戻るつもりでしたが、あまりの天気の良さに根来坂経由で下山することにしました。根来坂から旧鯖街道の山道を下ります。途中の数か所舗装を歩きますが、可能な限り山道をたどって下りました。山道沿いの木々の紅葉が鮮やかでした。大倉谷を飛び石で渡り、しばらく進むと小入谷(おにゅう谷)の集落。わずかに谷沿いを登って車へと戻りました。

 

百里ヶ岳、良い山です。

11/20 里山も晩秋の雰囲気

ここ数日、寒気の流入でしぐれ模様の不安定な天気が続いています。事務所の森でも雹が降り、青空と冷たい雨が交互にやってきます。晴れて青空が広がっても信用できない高島しぐれの時期です。この時期の山歩きは雨具に加えて、急な気温低下に備えて防寒着も必要です。

 

昨日は大谷山を歩いてきました。時々小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、涼しいので快適に登れます。​​

 

 

標高の低い場所では紅葉も残っていましたが、登るにつれ冬枯れの景色でした。

 

 

稜線上の白石平には一部に雪が残っていました。冬も近づいています。